子供さんの交通事故の対処
こんにちは、京都市 西京区 桂しせい整骨院です。
ゴールデンウィークも終わり、
いつもの生活のサイクルに戻られた方も多いのではないでしょうか。
京都市内や嵐山方面も、混雑していたのがいつも通りになってきましたね。
ですが、まだまだ観光シーズンは続いています。
この時期は、子供さんが交通事故に巻き込まれてしまうことも少なくはありません。
ですので、小学校~大学生の子供さんをお持ちのご家庭では、
交通事故に対する対処法をお家できちんとお話ししてあげて欲しいと思います。
注意その1
後から痛くなることがあります
子供さんからすると「ケガ=大出血や、腕や足がすごい角度になるような骨折」という
重症をイメージしていますので、
車とぶつかったとしても打撲程度なら大丈夫!という認識をしてしまうことが多々あります。
「血が出てないから平気~」とお家に帰ってきて、夜になったら腫れてきた。
痛みがひどくなるので翌日病院でレントゲンを撮ると骨折をしていた。
けれど、そのまま帰ってきてしまったので治療費が保障されない。
というようなことはよくあることです。
特に、交通事故のむち打ちようなケガは強い衝撃がかかる為、
一時的にアドレナリンなどが放出されて痛みを感じにくくなります。
次の日~1週間後に痛みが出ることは、交通事故のケガの場合は
本当によくあることです。
ですので、その場で血が出たりしなくても、
きちんと親御さんに連絡をするように伝えてあげましょう。
その2
きちんとした大人ならば、警察を呼んでくれます。
人身事故の場合、運転している側には警察への届け出の義務があり
これを怠ると罰則が科せられます。
通常、警察に連絡をして必要であれば救急車を呼び
子供さんの親御さんへ連絡をするはずです。
ですが、中には相手が子供だからと
「ちょっとぶつかっただけだから大丈夫、すぐ治るよ」
「急いでるから行ってもいいかな?仕事に遅れそうなんだよね」
「お金あげるから、これでいいかな?」
「お前が飛び出してきたからやろ!慰謝料請求するからな!学校にも言うぞ!」
など、誤魔化したり脅したりする人がいるのも事実です。
まず、安心して頂きたいのが
「子供さんが慰謝料や修理費を直接請求され、
それを支払う義務は発生することは、ほとんどない」ということです。
(※子供さんが交通法に違反していたり、
故意に車に投石をするなどの犯罪行為をしていた場合はその限りではありません)
普通に自転車や徒歩などできちんと交通ルールを守っていて
それでも車にぶつかった・ぶつかられた場合に、学校の内申点をひかれたり、
親御さんが多大なお金を支払うことはありません。
ただし、上記のようなことを言われた場合は
万が一相手が逆上してはいけませんので、無理に警察を呼ばない方が良いでしょう。
その代わり、相手が去った後で構いませんから、周囲の目撃していた大人に助けを求めましょう。
車や相手の特徴、ナンバーを覚えておくとより良いと思います。
いかがでしたでしょうか。
子供さんは大人と異なり、知識や経験がありませんので、いざという時の対処法が分からず、
更に大きなトラブルに発展してしまうこともありますので、しっかりとお家でお話ししてあげてくださいね!
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