腹筋を鍛えたら腰痛が治るって本当?
こんにちは 京都市西京区 阪急桂駅の西口側にあるしせい整骨院です
今日は、腰痛と腹筋の関係性についてお話ししますね。
早速ですが、腰を支える主な筋肉は、どのようなものかご存知ですか?
腰を支えているのは割れた腹筋のような表面上の筋肉ではありません。
表面の筋肉というのは、いわゆるシックスパックと呼ばれる部分です。
ここも体幹を支えるのには大切な部分ですが、腰痛に関してはこれよりももっと重要な筋肉があります。
実は、カラダの奥にある深層筋(インナーマッスル)です。
特に「腸腰筋」と呼ばれる筋肉を鍛えることが重要と言われています。
ただし、この筋肉を鍛えるにはいくつかのハードルがあります。
①骨盤・背骨のゆがみがないかどうか
なぜなら、筋肉は骨格につくもの。
ですから、骨格の位置関係も大切になってくるのです。
骨格の位置関係つまり歪みは、日常生活の身体の使い方、クセ、
仕事などでの偏った使い方など、
自分自身では気づかないうちに歪んでいることが多いです。
その状態で鍛えても、骨格が歪んだ状態で筋肉がつくので、
偏った筋に負担がかかったり左右差の原因となります。
腰痛で悩む人が過度な腹筋や背筋のトレーニングをすると、
痛めている腰にさらに負担がかかり、
かえって症状を悪化させてしまう恐れがあります。
腰痛に悩む方がいきなり筋トレをすることは
病人に高カロリーなものを食べさせるのと同じで
かえって負担になるということですね。
ですから、当院ではまずは腰痛の原因になっている骨格のバランスや筋の損傷を
矯正したり施術をしたりしています。
②とても鍛えにくい筋肉であるということ
基本的にインナーマッスルは自力で動かすことができません。
どういう風に鍛えるかというと、アウターマッスル(外側の筋肉)が伸びる時に、一緒にちょっと動く…というのを繰り返していくのですが、これがまた膨大な時間がかかります。
ヨガ、ピラティス、太極拳、きちんとしたラジオ体操のようなゆっくりとした運動を3年単位でおこなって、やっと鍛えられてくるものです(週4ペース以上)
ですが、現状腰痛でお悩みの方に、3年ヨガをみっちり頑張りましょう!というのも、現実的な話ではありませんよね(+_+)
かなり根気が必要になりますので、なかなか完遂できる人は少ないかと思われます。
しせい整骨院では、骨盤の矯正施術に加えてインナーマッスルの強化施術もおこなっています。
EMSという特殊な周波の電気を使用して、インナーマッスルを通常のトレーニングよりももっと早く鍛えられる施術です(3~4か月が目安、1回3000円+税)
その方にあった施術を提供しますので、無理をせずにご相談くださいね(●^o^●)