腰痛ベルトの正しい使い方
こんにちは 京都市西京区 桂 桂駅西口にあるしせい整骨院です。
寒い日が続き、体調を崩したり、
いつもとは違う痛みや症状で困ってこられる方が多いのですが
皆さんはいかがお過ごしですか。
このような天候が続くときは、ぎっくり腰や腰痛が悪化される方が多いように感じます。
そこで今日は腰痛の応急処置として使われる、
腰痛ベルトの正しい使い方についてお話ししますね。
腰痛べルトとは大きく分けて2種類あります。
ひとつは腰、お腹の高さで巻くもの。
もうひとつは骨盤の高さで巻くものです。
今回は骨盤の高さで巻くものについてお話しします。
この骨盤ベルトの大きな役割は、
骨盤を安定させることです。
骨盤を安定させることによって、骨盤のゆがみからくる痛みや、
ゆがみに伴ってかかる筋肉の負担を補助します。
巻き方のポイントは、
手を体側に着けおしりの方に上がっていった時に最初に触れる出っ張った骨、
いわゆる股関節をしめるように巻くことです。
こうすることで骨盤が正しい位置で安定しやすく、ベルトがずれにくくなります。
腰痛ベルトを装着するタイミングですが、
寝ている時などは巻かない方が良い場合が多いです。
寝ている時に巻くと血行を阻害することがある為です。
お仕事や家事など、痛くなるタイミングでベルトをつけることで悪化を防ぎます。
よほど重症な場合は寝る時も着けることを推奨することもありますが、
基本的には夜寝る時は不要と思ってください。
ただし、骨盤ベルトは、ある程度圧迫力を加えることで、骨盤を安定させるので、
長時間付けていると上記にあるように血行不良になる事があります。
締め付けによる違和感を感じた時は一度はずして下さい。
骨盤ベルトは、あくまでサポートするためのものなので、治るわけではありません。
捻挫をした時に包帯で固定するようなイメージを持ってもらえればと思います。
長期的・日常的に使用した場合、筋力の低下を引き起こすこともあります。
あまりにご高齢で、腰痛ベルトが無いと寝たきりになってしまうというような方や、腰痛ベルトが無いと不安でたまらない・外出もままならないくらい依存しているという方から無理に取り上げる必要はないと思います。
ですが、一般的に20代~60代くらいまでの方だと、腰痛ベルトが無いとどうしようもないくらい、しかも長期的に身体が弱っているということは考えにくいので、3か月以上ベルトを使用している場合は、施術をしていく必要があると思われます。
きちんと治せばベルトは不要になりますし、たいていの場合は腰痛を繰り返すのには原因がありますから、原因を取り除けば痛みは少なくなります。
腰が痛いと、やりたいことを、セーブしないといけなかったり、
思うように動けないというのはお辛いですよね。
当院ではそういった方のための施術があります。
施術に入る前にはしっかりお話を伺い検査を行うことで、痛みの原因をお調べします。
その上で解決策をお伝えしますので、
ひとりで悩まずに一度ご相談下さいね。