ブライダル矯正ってどんなもの?
こんにちは、京都市西京区 阪急桂のしせい整骨院です。
だんだんと暖かくなってきましたね!
当院でも近頃、結婚式の予定があるとブライダル矯正をご希望される女性が
とっても増えています。
ブライダル矯正をご希望される患者さんの一番のお悩みは、姿勢の悪さです。
普段から何となく猫背だなあ…と思ってはいたけれど、
なかなか治す機会をもてずにいてドレスの試着写真を見て愕然…!!!
というケースがとっても多いです。
中には一緒に行った旦那さんやご家族に指摘されて
更にショック!という方も。
こんなお話を聞くたびに、「綺麗になっていただきたい!」と強く思うわけですが
ドレスを着ると姿勢の悪さが目立つ理由はいくつかあります。
ベアトップだから
これは単純に、普段お洋服や髪の毛などで隠れたり誤魔化されているところが
ベアトップというデザイン上はっきりと表れてしまっていることが原因です。
良い姿勢には基準点があります。
横から見て、耳~肩の関節の真ん中あたり~股関節~膝~くるぶし(外側)に点を打ち
それらを線で結んだ際に地面から垂直になっている状態が良い姿勢です。
特に、肩が前側に巻き込んでいる場合、
お洋服を着ている状態ではありませんので肩の関節の位置がすぐにわかってしまいます。
また、肩の巻き込み度合いは、鎖骨の出方や肩甲骨のくっきり加減に影響を与えます。
それが「何だか格好悪く見えるなあ」という印象の原因です。
コルセットをしているから
二つ目の理由がコルセットをつけるからです。
ウエストをキュッと締めるためにブライダルではコルセットを着用しますが
これが更にバランスを崩す要因になっています。
「コルセットを締めると姿勢が良くなるんじゃないの?」と思われるかもしれません。
この答えは「良くなります(ただし、巻いている部分だけ)」です。
この(巻いている部分だけ)というのが非常に問題で、
姿勢の悪さにお悩みの方で、一部分だけゆがんでいるというケースはほとんどありません。
ですので、腰から背中の途中までをコルセットで補強すると、当然その部分はまっすぐになりますが
その部分のゆがみはコルセットを巻いていない部分へしわ寄せとして現れます。
ですので、上半身側のゆがみがより一層強調されることもあります。
ただ、「コルセットをしていると姿勢が良くなった!」という感想は嘘なの?
というわけではなく、こう思われるのにはおそらく2つの理由があります。
コルセットをつけることで腰の内圧が上がり、少ない筋力で過ごせる
=楽に過ごせるので姿勢を保ちやすい。
座っている時などの腹部の落ち込みを防止できるため。
ではないかと思われます。
ただし、肩が前方に巻き込んでいることを治すという作用はありませんので
ベアトップのドレスを着ている時に綺麗に見せたいという目的に対しては
あまり期待はできないかと思います。
二重あごになる気がするから
意外な意見かもしれませんが、案外よく聞く内容です。
「写真屋さんの言うとおりに顎を引いたら、すごく二重あごに写った!」と
ショックを受ける場合がありますが、これには理由があります。
そもそも顎下の筋肉の状態が悪い
頭が前に出ている状態とは、つまり下に落ち込んだような状態のことです。
この時に顎のお肉が目立たないのは、顎の内側から鎖骨までの筋肉が
顎を前に突き出すようになっていることにより引っ張られているためです。
このような状態が続くと、この部分の筋肉がこったままになってしまい
老廃物などがたまりやすくなります。
また、本来の位置とは異なるために筋力も衰えてしまいます。
ですので、それを元の位置に戻した時に、過剰に引っ張られていた力がかからなくなりますので
急に二重あごになったように見えますが、これは本来の状態です。
頭が前に落ち込んだまま無理やり顎を引いたから
これは、どんなに痩せているモデルさんでもこのポーズを取ると
ものすごく二重あごになってしまいますのでご安心ください(笑)
この場合は、顎を引くというよりも
頭を胴体の上にひょいッと乗せるような感覚で頭ごと後ろに引いてもらうと
上手くいきますよ(*^_^*)
スタイルを良く、姿勢をキレイに見せるって大変なことだなあ~と思われるかもしれませんが
しっかりブライダル矯正をされるとこういったことが自然とできるようになります。
また、結婚式が終わった後も持続できますので、肩こりなんかも一緒に解消できた!
という患者さんも多くいらっしゃいます!
結婚式をキレイな姿勢で臨みたい!という方は、ぜひ一度しせい整骨院までご相談くださいね!